飼い主のみなさんはどんなスマホやカメラを使って愛犬を撮影していますか?
犬の俊敏な動きに合わせて撮影ができるのは一眼レフですが、高額できれいに撮影するが難しいと不安を抱く人も多いと思います。
ここでは一眼レフを使った撮影方法に加えてiPhoneやAndroidを使用している人も使える撮影テクニックをご紹介します。
撮影時にあると便利なアイテムなどもご紹介しますので是非参考にしてください。
一眼レフ、デジタル一眼レフで撮影するコツ3選
一眼レフやデジタル一眼レフ(以降「デジイチ」)を使って犬を撮影するコツをご紹介します。
レンズは単焦点レンズを使用します。
単焦点レンズは明るいレンズが多いので室内でも使いやすく、見せたくないものをぼかしてくれるのでおすすめです。
ここからはカメラの機能を使って撮影していく方法をお伝えします。
カメラ初心者に向けた簡単でこれだけあれば十分といった機能設定ですので参考にしてみてください。
シャッタースピードを遅くする
シャッタースピードを遅くすると明るさが上がります。
まずはシャッタースピードを上げて写真のブレを無くしましょう。
絞り(F値)を絞る
絞り=数字を増やしてより広い範囲のピントが合いやすいようにします。(F8あたりにするとピントが広範囲に会いやすくなります。)
室内の場合は逆に絞りを下げます。
ISO感度
Aモード(絞り優先モード)で撮影するととても楽です。
1/250秒よりもシャッタースピードが遅くなった場合はISO感度を200、400、800にしたりと上げていくと使いやすくなります。
この3つを行うことによって動きの速い犬を野外でも明るさを抑え、ブレずにピントを合わせた写真を撮ることができます。ホワイトバランスはオートで十分です。一眼レフに動物瞳AFがある場合はぜひ利用しましょう。
スマホでもプロ級?7つのコツと撮影方法
一眼レフは高すぎて買えない!
でも大丈夫です。
あなたが今持っているそのスマホでもプロ級の写真が撮れます。
ここではスマホで7つのことをするだけで簡単にプロ級のワンちゃんの写真が撮れる方法をお伝えします。
誰にでもすぐ実践できることなのでぜひ試してみてください。
スマホを固定する
スマホでの撮影で一番困るのが手ブレです。
スマホは一眼レフやデジイチのようにカメラのような持ち手がないためさらに不安定になりがちです。
スマホ撮影時の手ブレを補正するために固定させて撮影するようにします。
その際、両手で持てる手帳型のケースを使用するかスマホリングを利用して固定できる状態を作りましょう。
最近ではスマホ用の三脚もあるのでそういったアイテムを利用することもおすすめです。
シャッターは横スライド
iPhoneに備わっている機能です。
実はカメラのシャッターボタンのところを横にスライドすると撮影ができることをご存じでしたでしょうか?
Androidでも機種によっては横スライド撮影が可能なスマホもあります。
通常カメラはシャッターボタンを押すことで撮影ができますが、そのように撮影した場合どうしても押すことでスマホが動いてしまい写真がブレてしまいます。
横スライド撮影をすることで写真ブレを抑えることができます。
スマホのレンズを逆さまにする
よく「目線を犬の目線にする」と良いと聞きますが、スマホを逆さまにして下から見上げるようなアングルで撮ると奥行き感や臨場感が出てプロのような写真を撮ることができます。
そのままスマホを向けた普段の撮影だと平坦になりがちな写真もカメラレンズを下側きにするだけで面白いほど違った写真が撮影できます。
目や眉あたりにピントを合わせる
ピントは顔に合わせてしまうことが多いですが、ドアップで犬を撮るときは目や眉にピントを合わせることで表情を豊かに撮影することができます。
またマズルが長い犬だと鼻から目までの距離感を写真で出すことができるので顔全体の立体感も表現できます。
向きを指定したいときにはおやつやおもちゃで目線を誘導
下から目線のような撮影や空を見上げさせるように撮る撮影方法をするときは、おやつやおもちゃを使って誘導します。
うまく誘導することで人物撮影したかのようにアイテムや風景を背景にした写真を撮ることができます。
可愛い写真が撮りたいならスクエアで撮る
スマホで写真を撮る場合、画像の大きさを1:1(スクエア)にして撮影すると柔らかく可愛い写真を撮影することができます。
SNSのアイコンにする場合もそのまま使用できるので便利です。
走っている犬を撮るときは連写撮り
走っている犬を画角に固定して撮影するのは難しく、どうしても手ブレをしてしまいます。
さらに走っている犬を追うように撮影する場合、どちらも動きながらの撮影になるのでピントがなかなか合いません。
そんな時はスマホの連写機能を活用しましょう。
連写はカメラボタンを押したままにすることで連続で撮影することができる機能です。
撮った写真から気に入った一枚を残してブレた写真は削除してしまいましょう。
カメラ撮影時の注意点
犬を撮影するにあたり、犬に負担をかける撮影方法があります。
また外での撮影は周囲の人の邪魔にならないように注意して撮影しましょう。
フラッシュ撮影
フラッシュ撮影時のライトは犬の目に負担をかけ目を悪くしてしまうこともありますので、フラッシュ撮影時は犬の目に直接レーザーや光が当たらないように注意しましょう。
外での撮影は他の人の邪魔にならないように
公園など人の多いところで撮影する場合が次の3つに注意しましょう。
- 周りに人がいないか
- 撮影に十分なスペースを確保できるか
- 人の映り込みがないか(SNSに写真を上げる場合肖像権違反になってしまうことがあります)
上記の3つを確認してから撮影するようにしましょう。
絶対かわいく撮れるポーズ3選
はなぺろ
はなぺろをさせるには鼻にペースト状のおやつを塗ります。
鼻にあるおやつを取ろうと舌を伸ばしてペロペロするのでその瞬間を写真で連写します。
普段ではなかなか写真に収めることができないショットなのでぜひ1枚チャレンジしたいショットです。
耳かわ
耳が垂れている犬は走っている時に耳がバッサバッサと揺れます。
その耳の揺れがなんともかわいいのです。
そのショットを撮るためには正面より少し斜めの位置から連写するのがポイントです。
うさ耳のような写真が撮れればベストです。
魚眼レンズでドアップならぬドドッグを
出典:THEDOG公式サイトより https://www.thedogandfriends.com
犬に急接近してお座りや伏せをさせて至近距離からとることで、THEDOGのようなドアップの写真を撮ることができます。
ここまで撮れればプロ顔負けの写真が撮れること間違いなしです!