愛犬と過ごす時間はとても楽しいもの。
誰かに預けたりお留守番もさせずペットホテルにも預けることもなく、一緒に連れて旅行へ行きたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ですが「果たして家の子でも一緒に泊まれるのだろうか・・・」と不安に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、愛犬と泊まれるホテルでの注意点や外泊に持っていきたいアイテムなどをご紹介したいと思います。
犬と宿泊施設に泊まる際の注意点
いくら愛犬と一緒に泊まれる宿泊施設でも、施設や他の宿泊客へのマナーや配慮に欠ける行為には気を付けなければなりません。
自己中心的にならないためにも、様々な注意点を理解しておきましょう。
狂犬病や予防接種を済ませましょう
まだ1歳になっていない子犬を連れていく際は注意しましょう。
ワクチンを2~3回に分けて接種するかと思いますので、家に迎えてすぐに連れて行くという訳にはいかないケースが多いです。
また、ワクチン接種の証明書は提示を求められる可能性が高いため、必ず持参しましょう。
- 鑑札
- 狂犬病予防注射済票
- 混合ワクチン接種証明書
名称が違うかもしれませんが、これらが持参する証明書になります。
ケージの中で過ごせるようにしましょう
宿泊施設の中には、愛犬はケージの中で過ごさせるように言われるケースもあります。
普段からケージには慣れさせておきましょう。
飼い主さんと一緒に寝られないケースも多いため、ひとりでいることができるように、普段からお留守番トレーニングなどもしておいた方が無難です。
興奮しても落ち着かせられるようにしましょう
「ペットと一緒に泊まれるのだからちょっとくらい吠えても大丈夫でしょう?」と思う方もいるかもしれませんが、吠えたらちゃんと叱り、静かにさせられるようにしましょう。
吠え癖をしつけておくことやアイコンタクトが出来るようにしておくことは大事なことです。
愛犬の体を清潔にしましょう
泊まる前にはしっかりと身だしなみを整えるのもマナーです。
シャンプーやブラッシングをしてから連れて行きましょう。
ノミやダニの予防も定期的に行っておくことが大切です。
体を清潔にして服を着せていけば、抜け毛が飛び散るのを防いでくれるます。
トイレトレーニングを済ませましょう
トイレトレーニングは必ず済ませておきましょう。
もしそれでも粗相をしてしまったら、黙って放っておかずに施設の方にちゃんと伝えて処理しましょう。
不安な方はペット用のおむつ(マナーベルト)を着用させましょう。
愛犬との外泊に準備しておきたい持ち物リスト
愛犬と過ごす宿泊施設の注意点を押さえたところで、次にわからなくなるのが持ち物かと思います。
ここでは外泊に持っていきたいアイテムをご紹介いたします。
リードと迷子札
ホテルの規定により携帯必須の持ち物かどうかは様々だと思いますが、施設内ではリード着用を基本とすることがほとんどでしょう。
限られた空間であるとはいえ、飼い主さんが気を緩めた瞬間に脱走するかもしれないことを想定し、迷子札は必ず着用しておきましょう。
マナー袋と携帯消臭スプレー
ペットと一緒にいるといつ何があるかわからないと想定しておくべきです。
普段しないこともしてしまう恐れがありますので、できるだけ備えを万全にして出かけることをおすすめします。
また、愛犬にとってお出かけは遠方になるほど不安やストレスがかかることでしょう。
粗相をしてしまった場合を想定してマナー袋(トイレシートを捨てる袋)や消臭スプレーも一緒に持っていくと良いかと思います。
小分けにしたフードと飲み水
ペット用のメニューを用意しているホテルもあるかと思いますが、注文したものの食べないといったこと考えられますので、いつも食べているフードなどを小分けにして必ず持っていきましょう。
持っていくフードはドライフードにし、携帯できるボウルなどがあると便利かと思います。
飲み水は飼い主さん用とは別に愛犬用の水を持っていきましょう。
トイレシート
先程マナーベルトの話はしましたが、マナーベルトとは別にトイレシートも必要でしょう。
施設側で常備しているところも多いですが、それをあてにせず飼い主さんが予備を準備しましょう。
ケージやベッド、毛布など
宿泊施設にケージ持参と指示された場合は必須ですので忘れずに持ち込みましょう。
愛犬からしてみても、いつも使っているニオイの付いたケージやベッドの方が安心して眠れるかと思います。
またケージやペットベッドに加えて、お気に入りの毛布なども持参するとなお良いでしょう。
ウェットティッシュやコロコロ
食べこぼしなどをさっと拭けるウェットティッシュや毛が付いてしまった時に使えるコロコロは必要です。
スマートに泊まるためのマストアイテムです。
しっかり備えて楽しい旅行をしましょう
色々と準備や対策が必要となりますが、愛犬と一緒に旅行に行けることはとても楽しい思いで作りになります。
無理だと諦めていた方も、しっかり対策をして一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
出掛ける選択肢が増えることで、きっと休日がもっと楽しくなることと思います。
余談ですが、観光時にはカートを持っていくと、一緒に色々見て回れる選択肢がさらに増えるのでおすすめです。
荷物量と相談しながら検討してみてください。
愛犬との思い出をどんどん増やしていきましょう。