犬のしつけ

犬のしつけ方 引っ張り癖をなおそう

リードを引っ張る犬

犬が引っ張ってしまう3つの理由

犬をしつけせずに安易に子供と引き合わせたり、他の犬に近づけると大きなアクシデントに見舞われることもありますので注意が必要です。

しっかりとしつけをすることで、子供の相手も上手な家族の一員になれます。

今回は、犬の引っ張り癖のしつけ方法について解説したいと思いますので、散歩で引っ張られて困っている方は参考までにご覧ください。

錯覚から引っ張ってしまう

体の大きな大型犬などは歩幅が大きいため、飼い主さんと一緒に歩いていても、自然と飼い主さんの前を歩いてしまう頻度も多くなります。

飼い主さんより前を歩くことで、愛犬は「僕についてこ~い!」と言わんばかりに、犬がリーダーになったと錯覚してしまうことがあります。

犬は一度でも自分がリーダーだと思ってしまうと、「僕が歩くのをリードしなくちゃ」という気持ちが沸々と湧いてきます。

この責任感にも似た感情は、犬にマイナスに働きかけることが多く、飼い主さんと愛犬の主従関係を崩す原因にもなりかねませんので、早めのしつけが必要となります。

無意識に引っ張ってしまう

飼い主さんがリードを力任せに引っ張って愛犬をコントロールしようとしていませんか?

犬は引っ張られると引っ張り返し、無意識に体のバランスを保とうとするため逆効果です。

力任せのコントロールが原因で、引っ張り癖を悪化させてしまうことがあります。

しつけを焦る気持ちはわかりますが、力任せのコントロールは愛犬にストレスを与えてしまいますので、力による服従にならないしつけを行いましょう。

興奮して引っ張ってしまう

散歩中に興奮してしまった愛犬のコントロールに苦労した経験はないでしょうか?

興奮すると走り出したり飛び跳ねてみたり、吠えだしたりと飼い主の声も届かず、やがて叱責につながるケースがほとんどです。

「散歩の時くらい愛犬のすきなようにさせてあげたら?」という声も耳にしますが、引っ張り癖は、周りに危険を及ぼすだけでなく、犬の体(首など)にも負担がかかり、バランスの悪い前傾姿勢にもなりますので、愛犬のためにも引っ張り癖をなおしましょう。

リーダーウォークで犬の引っ張りをなおすしつけ方

まず飼い主さんは、「リーダーウォーク」を身につけましょう。

リーダーウォークとは、愛犬が勝手にリードを引っ張って歩くことなく、自発的に飼い主さんを気遣いながら歩くことです。

愛犬をリーダーにさせない、理想的な歩き方です。

かまってほしくて飛びついてきたらかまわない、おやつを欲しがって飛びついてきても無視します。

飛びつきをやめたら、遊んだりおやつをあげてください。

可哀想と感じてしまいますが、心を鬼にして繰り返ししつけをしましょう。

具体的なしつけ方
  1. 愛犬にリードを付けて、少したるませた状態で歩きます
  2. 愛犬が、飼い主さんと違う方向に行こうとしたら止まります
  3. 愛犬の行こうとしている方向と「反対」の方向に向かって歩きます
  4. 愛犬が飼い主さんのそばに寄って歩き始めたら褒めてあげます

1~4をひたすら繰り返すしつけです。

褒めるときにおやつをあげると効果的です。

  • 愛犬が飼い主さんと違う方向に歩きだし、飼い主さんが歩くのを止めた時、愛犬の顔を見ないことです
  • しつけの際は、リードを片手で持つのではなく、片手は輪っかの部分を持ち、もう一方の手でひもの部分を持つと力も入り安定したしつけができます

不思議なことに、犬は飼い主さんが背中を見せると、自然と同じ方向に向こうとしますので、止まった時には愛犬の顔色をうかがわず、大胆に背中を見せて反対方向に歩きだしましょう。

また、リードの両手持ちは、もし愛犬が興奮してしまって引っ張っても踏ん張れるので安心です。

犬の興奮時のリードの方手持ちは危険ですので注意しましょう。

まとめ

子犬のころは、かわいいフォルムに魅了され、引っ張られてもついつい和やかな気持ちで見過ごしてしまいますが、しつけは力の弱い子犬の頃から始めるのが楽です。

子犬のうちからリードや首輪に慣れさせると、しつけも格段にしやすくなります。

  • 犬が引っ張ってしまう理由を理解してしつけをしましょう
  • 飼い主さんは、リーダーウォークを身につけましょう
  • 子犬の頃からリードや首輪に慣れさせ、しつけを行いましょう

愛犬の元々の性格にも起因するかもしれませんが、「散歩が少ない」「スキンシップが不足している」などの理由から、犬にストレスが溜まってしまい引っ張ってしまうこともあります。

犬の本能であったり、飼い主が興奮を助長してしまっていることが原因であることが多いようです。

引っ張り癖という問題行動は、飼い主さんと愛犬がお互いに理解しあうことで回避できると思います。

理解は信頼関係から生まれてくるものだと思いますので、愛犬との信頼関係を上手に築きながらしつけを始めてみてはいかがでしょうか。