犬のしつけ

犬のしつけ方 拾い食いをやめさせよう

拾い食いする犬

犬の拾い食いをなおす2つのしつけ方

犬の気になる問題行動の一つに拾い食いがあります。

特に体の大きな大型犬は口も大きく、拾い食いの危険が多く潜んでいるといえるでしょう。

また、犬の味覚は意外と弱く、すぐ口に入れて確認してしまいます。

愛犬の拾い食いが日常化してしまい、いつもヒヤヒヤして困っている方は参考までにご覧ください。

興味をすり替えるしつけ方

犬にリードを付けた状態で室内で行います。

このしつけ方法は、口元に食べ物や興味のあるものがあっても、飼い主さんの命令で口に物を運ぶのを止めることができることを目標とするしつけです。

具体的なしつけ方
  1. 愛犬の大好きなおやつを用意します
  2. おやつを床に置きます
  3. 床に置いたおやつに、愛犬が届かないギリギリの長さにリードを調整します
  4. クンクンと臭いをかいでプイッと飼い主さんに振り向くタイミングを逃さず「待て!」や「ダメ!」などの声掛けをします
  5. 声掛けしたことでおやつを諦めたり、おやつを取ろうとするのを動作を止めたのがわかったら飼い主さんからおやつを与えます

1~5を根気強く繰り返すしつけになります、

声でコントロールできるようになると、もし異物を口に入れてしまっても、飼い主さんの「待て」などの命令で、飲み込む前に口から取り出すことができますし、大好きなおやつをもらえるとわかれば諦めるようにもなります。

ポイントはプイッと飼い主の方を振り向いた瞬間の声掛けと、「待て!」や「ダメ!」など、かける言葉を統一することです。

口からものを離させるしつけ方

このしつけは、口にくわえたものを離させる合図を愛犬に覚えさせます。

トレーニングでは、愛犬の好きなおもちゃを使用しておこないます。

具体的なしつけ方
  1. 愛犬の大好きなおやつを用意します
  2. 愛犬におもちゃを噛ませて、飼い主さんもおもちゃを持ちます
  3. 飼い主さんがおもちゃを持つ手を止めて、「待て」や「離せ」などの声掛けをします
  4. 声掛けとともに、犬がおもちゃを離したら褒めます

飼い主さんが手を止めても、声掛けしても犬がおもちゃを離さないからと、飼い主さんも無理矢理引っ張ったりしてはいけません。

犬は遊んでいると勘違いして、噛みつきがエスカレートしますので、飼い主さんは一貫した行動を心がけましょう。

まとめ

犬のしつけ全般に言えることですが、子犬の時期からやっておくと良いでしょう。

可愛いからと甘やかしすぎず、我が子の将来を見据えて愛情を持って早めにしつけを始めましょう。

特に大型犬は体が大きいので、日に日に引っ張る力も強くなりしつけが大変になりますし、多少のものはすんなりと飲み込めてしまいます。

万が一、犬が何かを飲み込んでしまったら

散歩などをしていて「変なものを飲み込んでしまった」とわかったら、無理に出させようとしたりせず、速やかに動物病院に相談しましょう。

室内飼いだからと安心せず、今一度、家の中を点検、片付けして危ないものを愛犬に届かないよう遠ざけましょう。

犬がいろいろなものに興味を持つのは本能だと理解して、しっかりと日頃から片づけておきましょう。

しつけの際、犬に「体罰を加える」ということだけは絶対にやめましょう。

電気ショックや叩くなどの行為は、しつけに逆効果となります。

力や恐怖での強引な服従を強いるのではなく、犬自身が上手にできたという快感を覚えさせ、褒めて伸ばすのが何よりも最善最良のしつけ方です。

また、おやつのあげ過ぎは肥満の原因になりますので、1回にあげる量を少なめにして、あげる回数を少しづつ減らしましょう。

大型犬は、中型犬や小型犬に比べて性格が穏やかでしつけしやすいと言われていますが、それは子犬の頃からしつけをした場合です。

犬種や体の大小関係なく、成犬になってからのしつけは本当に大変です。

誤飲をした時、口に手を入れたら、手を噛まれてケガをしたという話をよく聞きます。

主従関係は、信頼関係なくして築けないことを肝に銘じてしつけに励みましょう。