子犬への食事の与え方
子犬は一度に消化できる量が少ないため、食事は1日3回以上に分けて与えるようにして下さい。
食事を与える時間と食事の量はある程度決めた方が良いでしょう。
体調不良や肥満の原因になってしまいますので、決して欲しがるだけ与えないようにして下さい。
ペットショップやブリーダーさんから子犬を購入した場合は、今まで食べていたものと同じフードを用意して与えるようにしましょう。
同じフードが用意できなかった場合は、なるべく自然素材系フードで子犬用の総合栄養食が身体に安全です。
子犬への食べさせ方ですが、お湯でフードを15分ほどふやかしてから、つぶしてかき混ぜて食べさせるようにしましょう。
与える量は、最初は気持ち多めに与えて、食べた量を基準に増減する方法やフードに記載されている目安量を参考にしても良いでしょう。
生後90日まではフードをお湯でふやかして与えるようにし、90日を過ぎた頃から徐々にふやかす量を減らしていきましょう。
歯が生えてきた頃にはふやかさない状態で与えられるようになるのがベストです。
ちなみに歯が生えてくるのは生後120日以降が目安とされています。
フードの固さを変えるポイントはゆっくり、少しずつ変えていくことです。
排泄物の状態や愛犬の様子を見ながら、無理のない範囲で固さを調整していきましょう。
与えたフードを食べきらない時はどうすればいい?
用意したフードを食べきらない場合は片付けましょう。
特に夏場などの気温の高い時期は食べ物がいたむのが早いので出しっぱなしはやめましょう。
食事の時間をきっちり何分と決めることはありませんが30~40分を目安にしましょう。
食事の時間を決めることで、犬もいつでも食べられるものではないと理解します。
だらだら食べさせるのは良くありませんので、決めた時間を過ぎたら片付けるように意識しましょう。
食事の時間や回数は決める必要があるの?
食事の回数は1日3回が良いとされていますが、飼い主さんの仕事の都合で1日2回になっても問題ありません。
食事の時間をいつも何時何分と決まった時間にしてしまうと犬の体内時計が出来上がってしまい、時間が近づくと鳴く癖などがつく恐れがありますので決める必要はありません。