犬の身だしなみ

愛犬の顔回りのお手入れ方法

目を潤ませる犬

犬の顔回りをきれいに保つ4つのお手入れ方法

犬の顔周りはいつも清潔に保ってあげたいというのが飼い主さんの願いです。

しかし、顔周りの対策やケアといっても、わかるようでわからないという悩みを抱えてしまう方は少なくないと思います。

今回は、顔周りの対策やケア方法について部位別に解説してますので参考までにご覧ください。

顔回りをきれいに保つお手入れ その1|目元(目ヤニ除去)ケア

毎朝愛犬の顔を見ると、目ヤニが気になる飼い主さんも多いのではないでしょうか?

目ヤニはどんな犬でも多少は出てくるものです。

目は、飼い主さんも割と気が付きやすい部位ではあるのですが、目元に手を近づけると愛犬に嫌がられ、目ヤニを取るのに苦労したことがある方も少なくないのではないでしょうか?

目ヤニは放っておくと、涙やけになって目の周りが変色してしまったり、目をこすってしまって炎症を起こしてしまったりとトラブルの原因になりますので、気づいたらとるようにしましょう。

目ヤニの取り方

目ヤニを取る時は、犬が落ち着いている時間帯を狙うことが大事ですので、散歩など運動をさせてからにすると良いでしょう。

小さい子であれば抱きかかえて、大きい子であれば首の後ろを軽く抑えて取ると良いでしょう。

  • できるだけ目ヤニが柔らかいうちに取ってあげることがポイントです。
  • もし目ヤニが固まっている場合は、無理に取ろうとせず、ぬるま湯などで柔らかくしてから取り除きましょう。

もし目を執拗に痒がっていたら

よくあげられる原因は結膜炎ですが、緑内障などの病気も考えられます。

また異物が目に入って痛がっている場合もありますので、目視でわからない場合は、速やかに動物病院に連れていきましょう。

顔回りをきれいに保つお手入れ その2|犬の口元ケア

口を開ける犬

口臭が酷いなと感じたら、それは歯周病のサインかもしれません。

犬は自分で歯磨きができないため、歯の間に歯垢が溜まり、歯周病を発症するということは十分に考えられます。

内臓から匂っている可能性もありますので、単なる口臭と軽く考えず、あまりに口臭が酷いと感じた場合は、獣医師さんに相談してみましょう。

犬の口臭ケア

人間と同じく、犬の口臭対策の基本は歯磨きです。

とはいえ、いきなり口に手を入れた犬もびっくりしてしまうので、早いうちから口を触ることに慣れさせると良いでしょう。

口元を触るのを嫌がる場合は、おやつを用意して、口に触ることから始めていくと良いかと思います。

  • 最初から歯ブラシを使うよりも、歯磨きシートや指サック型のものなどから試して、後々歯ブラシに切り替えていく方が抵抗が少ないかと思われます。
  • 口に異物を入れることで、犬がストレスを感じているようであれば無理にしない方がいいでしょう。
  • 歯磨きと同時に歯肉も軽くマッサージしてあげるとより効果的です。

口を掻いている場合には、既に歯周病などになっていることがあります。

口臭が酷くなってきたり、口の中の痛みで食欲が低下するなどの症状から口内環境の乱れに気づくことも多いようです。

口から酸っぱい匂いがする場合は、胃腸の不調によるにおいが考えられますので、あまりに気になる場合は、獣医師さんに診てもらい、相談しながら口臭の原因を除去しましょう。

健康な犬でも夏場は口の中が乾燥して、口臭が酷くなることがあります。

乾燥の対処法としては、十分な水分補給があげられます。

エアコンの使い過ぎによる空気の乾燥が原因の場合もありますので、室温と湿度に注意し、必要に応じて設定を見直しましょう。

また、食事面から見直しを図るのであれば、ウェットフードからドライフードにするのが良いでしょう。

顔回りをきれいに保つお手入れ その3・その4|犬の頬回りと鼻のケア

犬の鼻

犬の頬回りケア

頬周りのケアとしては、定期的に毛をカットしてあげると良いかと思います。

顔周辺のカットは怖いと感じる飼い主さんは、無理せずプロにお願いした方がいいでしょう。

その際、自宅でどのようにしたらいいのか相談してみましょう。

頬の皮膚を掻いている時は、皮膚病を発症している可能性があります。

掻いている部位をよく観察して、獣医師さんに相談しましょう。

犬の鼻のケア

鼻が乾燥がよく心配されますが、多くの場合心配ないようです。

というのも、鼻の乾燥には個体差があり、日向ぼっこをしていて乾燥するなど日常的によくあることだからです。

ただ注意すべき点は、「元気がない」「赤くなっている」「かさぶたがある」などの症状がある場合です。

そのような症状が確認できたら、速やかに動物病院に連れて行きましょう。

犬の鼻水

鼻水に関しては、正常な鼻水は「透明」ですが、透明以外の「黄色」「緑」「黒」などの鼻水が出ている場合は動物病院を受診した方が良いでしょう。

鼻水の量が多い場合にも、アレルギーを起こしていたり、上気道感染症などの深刻な病気の兆候も考えられますので、獣医師さんに相談してみましょう。

普段、鼻を痒がることはあまりないと思いますので、痒がっているような仕草が見受けられるようであれば、鼻の中に腫瘍が出来ているというようなことも考えられます。

いずれにせよ、不調の場合は鼻だけに症状が表れることは少ないため、体全体の様子を常日頃から観察する必要があります。

予防法として、定期的な健康診断を欠かさず、気になることは獣医師さんに伝え、早期発見に努めましょう。

犬の顔回りのお手入れ方法まとめ

「顔周りを触ると嫌がってしまう」と悩む飼い主さんさんは多いことと思いますが、口や耳は犬の急所ですので、たとえ大好きな飼い主さんであっても警戒してしまうのも無理はありません。

嫌がるのは、ごく自然なことと理解し、優しく触れるように心がけましょう。

早い時期から触り始める練習を始めて、顔回りを触られることにゆっくりと慣れさせることが大切です。

嫌がっているときは、受け入れられる範囲から徐々に触れる範囲を広げていくようにしましょう。

また、苦手なことをしてくれた愛犬を褒めてあげることも大切です。

日頃からスキンシップの一環として、顔回りに触ることに慣れさせておくと健康管理もしやすくなります。

顔回りはデリケートな場所なので、飼い主さんもやさしく気遣いながら触ってあげてください。