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雨の日の犬の散歩の仕方と注意したいポイント

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天気が雨でも晴れでも犬は散歩が大好きですが、天気の悪い雨の日は、服や体が濡れるので飼い主さんにとっては大変です。
しかし、雨だからと日課の散歩を取りやめるのは難しいものです。

特に運動量を多く必要とする犬は、土砂降りの雨でもない限り、毎日の散歩は欠かすことができません。
そこで今回は、雨の日の犬の散歩の仕方やコツ、雨の日の散歩の注意点などについて解説します。

目次

雨の日の犬の散歩は絶対に必要?

基本的に犬の散歩は日課ですが、中には毎日散歩を必要としない犬もいます。
一方で、外でしか排泄しない犬など雨でも雪でも散歩が必要な犬もいます。
できるだけ小雨を狙って散歩に連れ出すのが良いでしょう。

毎日散歩を必要としない犬
  1. シニア犬
  2. 小型犬
  3. 病気療養中やケガの治療中の犬

特に雨の日は、湿度も高く地面も濡れているので、飼い主さんが歩く時にも気をつけなくてなりません。

シニア犬が雨の日の散歩を必要としない理由

シニア犬と言っても、犬種やそれぞれの犬の状態によって違うため、明確な線引きはできませんが、一般的に小型犬であれば7~8歳以上、大型犬では5~6歳を過ぎると年齢的にはシニアの時期に入ります。
特に気を付けたいのは、小型犬なら9歳以上、大型犬なら7歳以上になると体力の衰えが必ず出てくる年齢になるためです。
雨の日にレインコートを着せて散歩をすると、被毛や体は雨に濡れにくいのですが、通気性が悪いため体温調節が難しくなります。
体温調整が難しくなりつつある年齢の犬を散歩をさせると帰宅してからの体力回復に時間がかかり、体調を崩しやすくなることからシニア犬の雨の日の散歩は必要としません。

小型犬が雨の日の散歩を必要としない理由

体重が約9キログラムまでの犬種のことを小型犬と言います。
小型犬の定義は大きいのですが、中でも「超・小型犬」の部類に入る犬種、例えばトイプードルやティーカッププードル、ちわわ、マルチーズといった平均体重が3キログラム以下の犬種は、通常の散歩時間も15分~20分程度が目安とされています。

もちろん、それ以上の散歩でも大丈夫なのですが、散歩に求められるのは散歩の時間ではなく散歩の中身です。
超・小型犬に必要とされる20分程度の運動量は、室内での遊びや運動で十分に補うことが可能とされていることから小型犬の雨の日の散歩は必要としません。
小雨程度であれば問題ありませんが、ザーザーと雨が降っているような日の散歩は控えた方が無難でしょう。

病気療養中やケガの治療中の犬が雨の日の散歩必要としない理由

人間でも、体調の悪い日は無理に出歩かないのと同じで、病気療養中やケガの治療中の犬も雨の日の散歩は延期した方がいいです。
体が元気になってくると外に行きたがりますが、雨の日の地面は普段より菌などが犬の足や被毛につきやすくなっています。
病気療養中やケガの治療中ということは、体力や免疫力が低下しているため、雨の日の散歩は必要としません。

雨の日の犬の散歩の仕方

雨の日の犬との散歩で注意したいポイントをご説明します。
また、雨の日に犬と散歩をするときには、どのような持ち物が必要なのか、散歩から帰宅した時を考えた準備について説明します。

雨の日の散歩の注意点

雨の日の散歩でいくつか注意したいポイントをご紹介します。

雨の日の散歩の注意ポイント
  1. なるべくゆっくり歩くこと
  2. 歩道の内側を愛犬に歩かせる
  3. 飼い主さんの手をふさぐようなものはできるだけ持たない

犬の顔は地面に近いので、水しぶきなどを浴びやすくなります。
雨や水しぶきで普段より前が見えにくくなっています。
犬も瞬きしながら歩きますので、飼い主さんは愛犬のペースに合わせて歩いてあげてください。

次に、車通りの多い歩道を歩く場合は、必ず犬が内側を歩き、車道側を飼い主さんが歩くようにしましょう。
車が通るときの水しぶきを少しでも避けるための配慮です。
車道に対し犬が内側を歩くことは、普段の散歩でも愛犬の安全のために実践してみてください。

雨の日の散歩の用意

雨の日の散歩は、愛犬も飼い主さんも「濡れる」ことを前提とした持ち物や準備が必要となります。

雨の散歩に必要な持ち物
  1. 防水加工のあるリュックなど
  2. 犬用レインコート
  3. 普段の散歩グッズ

普段の散歩では、手提げ袋などに散歩グッズを詰め込んで散歩されている飼い主さんも多いと思いますが、雨の日は必然的に傘で片手がふさがってしまいます。
できるだけ飼い主さんの手をふさがないように、防水性のあるリュックやショルダータイプのもので散歩するのが理想的です。

愛犬にはレインコートを着させて、体が濡れないように心がけましょう。
また、水たまりの水などを飲んでしまわないように、犬用の給水ボトルなどはいつも通りに持って行ってください。

雨の日の散歩から帰ったら

雨の散歩から帰ったらやることは、犬の体のケアが中心となります。
犬の体には独特の特徴があり、皮膚で汗をかくことができません。
では、どうやって体温調節しているのかと言うと、舌を出してハアハアと呼吸することによる体温調節と足の裏などの皮膚を使って体温調節をしています。
そのため、特に雨の日の散歩のあとは「犬の足の裏のケア」が重要になります。

帰宅したら、まずは玄関で犬の足の裏の水分をタオルでよく拭いてあげましょう。
水分を早く蒸発させることで、犬の体温調節の回復を促すためです。

次に、爪の間などに泥や砂利など、汚れがついていないかを確認してください。
特に注意して確認したい部分は指と指の間です。
被毛に隠れて気が付きにくいのですが、普段から湿り気に弱い部分のため、ここに汚れが溜まったままだと炎症を起こしやすくなります。
少し大変ではありますが、犬の爪の間と、指と指の間についた汚れは丁寧に落とします。

最後に、風邪をひかないよう犬のからだ全体をよく拭いてあげてください。
顔周りの被毛や、耳も丁寧に拭いてあげます。
からだの被毛は乾きやすいのですが、耳が湿ったままだと外耳炎などを起こしやすいので、乾きにくい場所はよく拭いてあげてください。
乾きにくい場所は、ドライヤーを使って乾かすのもよろしいかと思います。
シャンプーしなくてはならないほど汚れてしまった場合は、少し体を休ませてからにすると愛犬の体への負担も少なくなります。

犬の足指についての補足

皆さんは、犬の足の指が全部で何本あるか正確にご存じでしょうか。
犬の足の指は、前足の指が5本ずつ、後ろ足の指は4本ずつあります。
このうちケアが特に大切な部分が、前足の親指にあたる指です。
ここは、足先をよく開かないとなかなか見えにくくなっています。
爪がよく伸びやすいのも親指の爪なので、普段から短めに切っておいてあげてください。
雨の日の散歩のあとは汚れにも気をつけてあげてください。

雨の日の犬の散歩のまとめ

雨の日の犬の散歩の仕方や注意点について詳しくご紹介させていただきました。
犬種によってはたくさんの運動量が必要なため、雨や雪などの悪天候でも散歩に連れ出さないとストレスを感じてしまう犬もいます。
外でしか排泄できな犬も同様に、暑い日でも寒い日でも必ず散歩に連れてていかないといけません。
少しでも飼い主さんと愛犬の負担が軽くなるようにしっかりと天候に合わせた準備をして散歩に行ってください。

レインコートを着た散歩中の犬

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