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ヨークシャーテリアの性格や特徴、ルーツ、注意したい病気などを網羅

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目次

ヨークシャーテリアの基本情報

原産国正式名称
(英語表記)
イギリスヨークシャーテリア
(Yorkshire Terrier)
平均体高平均体重平均寿命
オスメス共通:15~23cmオスメス共通:1.5~3kg13~16歳

ヨークシャーテリアのルーツ

ヨークシャーテリアは、19世紀中頃のイギリス・ヨークシャー地方で誕生しました。

ヨークシャーの工業地帯や炭鉱で、害獣であるネズミを退治する狩猟犬として重宝されました。

多様なテリア種やマルチーズなどを複雑に交配して生み出された、比較的歴史の新しい犬種です。

1862年時点での名称は「ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリア」でしたが、長すぎるため、1870年にヨークシャーテリアと改名されました。

「ヨーキー」という愛称でも親しまれています。

19世紀末頃にアメリカに渡ると、毛並みの美しさや小さな体が富裕層の人気を集め、狩猟犬から観賞犬へと変化しながら、世界中で愛されるようになっていきました。

ヨークシャーテリアの特徴

小型のテリアを交配し続けて生み出されたため、とてもサイズが小さい犬種です。

ジャパンケネルクラブ(JKC)では、チワワの次に小さい犬として公認されています。

地面に届くほど被毛が長く、仔犬の頃から成長するに従って毛色が7回も変化します。

質感も絹糸のようにサラサラしていて、その美しさから「動く宝石」と呼ばれます。

ヨークシャーテリアの性格

テリア種の血統を強く受け継いでいるため、勇敢で負けず嫌いな性格です。

自分よりも大きな相手にも果敢に飛びかかっていきます。

しっかりしつけをするととても優秀な働きを見せますが、信頼のおける飼い主以外には反抗したり威嚇する場合もあります。

縄張り意識が強く、自分のテリトリーを大事にする傾向にあります。

多頭飼いをすると喧嘩になることもあるので、他の犬との相性確認が不可欠です。

ヨークシャーテリアの病気やケア

遺伝的な原因から、膝のお皿が外れる膝蓋骨脱臼(パテラ)になりやすいです。

ヨークシャーテリアは活発に動くため、足の怪我などの予防が難しいので、動きに異常がないかを日々観察しておくことが大切です。

ヨークシャーテリアに起こりやすい病気に、先天性門脈シャント(先天性門脈体静脈短絡)があります。

胃で消化された食べ物は、門脈と呼ばれる血管を通って肝臓で分解、無毒化されて全身に運ばれ栄養になります。

しかし、門脈がうまく機能しないために、シャントという別の血管を通って、毒素がそのまま全身に流れ込んでしまうことで起こる病気です。

2歳くらいまでに発祥しやすく、治療しないと死んでしまう危険な病気です。

食欲不振や嘔吐、下痢、痙攣などが起こった場合はすぐに病院に連れて行きましょう。

シングルコートの被毛は抜け毛が少ないですが、長く伸ばした毛が絡まないように、こまめにブラッシングをしてあげることが大切です。

短くカットしている場合は、温度差に弱くなりがちなので空調や服などで対策をしましょう。

ヨークシャーテリアの別名

  • ヨーキー

ヨークシャーテリア

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